お気に入りの本です。 すごく大きくなるスワロサボテンというサボテンに、 いろいろな動物がやってきては住んでいく話を きれいな絵とともに語ってくれる絵本。 あるイベントで、うさこおばさんという方が、この本の 読み聞かせをしておられたのでした。 訳者さんの、三河内彰子さんも会場に来ておられました。 今、たくさんの木々に囲まれて暮らしていて気付いたのは、 ほんとに特定の一時期に、それぞれ違った虫や動物が 家の周りにやってきては、去っていくことです。 これを見ていると、サボテンホテルってほんとだなーと思います。 同じ場所を、違う季節に、違う動物が自分のものとして使っては 去っていくんですねえ。 「借り暮らしのアリエッティ」(見てないのですが)じゃないですが、 借りるって生態系の中では当たり前なんですね。 人間も、生きている間は一時期「所有」したとしても、 その後は返してまた別の誰かが使うことになるんだなあ。 (しおまるさん、ありがとうございました! そして、おめでとうございます!)