相模湖のことと好きなこと

  夕方のちょっとかすんだ相模湖を 桜ごしに望んでみた。 もうすでに、ちょっとずつ散りはじめている。 ほんの少しの間の、このよろこびをありがとう。

相模湖の桜が満開。 散歩すると、薄いピンクが目にやさしくて、 鳥の声が聞こえてきて、風がそよそよ吹いていて、 体全体に酸素が行きわたっているような気持ちになる。 ピントが合わなくなってきたオンボロカメラで ちょこちょこ撮った写真は次の機会にアップします^^。

ずいぶん前の話になるけれど。 冬の間に大根を育てて食べたのだけど、 大根自体がとてもかわいらしく（つまり小さく）、葉っぱも ぜひとも食べねばもったいない、と思った（栄養もあるし）。 そこでインターネットで大根の葉の食べ方を 調べて、早速ずぼら料理。 大根の葉をよく洗って、食べやすい大きさに切る。 沸騰したたっぷりのお湯でしばらくゆでる。 ざるに上げる。 沸騰したお湯で厚揚げをゆでる。 厚揚げをお湯から上げて食べやすい大きさに切る。 ゆでた大根の葉と厚揚げをごま油で炒める。 醤油と砂糖で味付け。（あっ 絵の砂糖は塩の入れ物だな…） あつあつのうちに食べる。 なんて適当！でもおいしかった！

先日、お友達が有機の野菜や卵、うどんなどを 送ってきてくれた。 食生活を変えたので食べきれないということで。 有機の契約栽培なので、買い支えるという意味もあるので、 ということだった。その考え方に脱帽してしまった。 それが私のところに送られてきたのだから小躍りだ。 しかもどれも味が濃くておいしいのだ。 卵の黄身は割ると明るい黄色がさわやかだ。 さつまいもの皮が分厚くものすごく紫だ。 野菜についた土を落としてタオルで水気を切ると、 我が家にようこそという気持ちになる。 幸せだ。

暖かかったり寒かったりを繰り返して、 相模湖もやっと春らしくなった。 白や黄色やピンクの花が、 畑や空き地や庭に咲いている。 同じ画像を並べたような、 目がちかちかするような鮮やかな菜の花を見ると、 よく似たひらがなが並ぶ詩「いちめんのなのはな」 を思い出す。