蒸しましょう

ほぼ日のお料理本「Life2」に載っていた
蒸しパン(このページ右下にレシピあり)を作りたいのと、
クリームシチュー(このページ左中ほどにレシピあり)
などを4人分ほど作るのによい
大きななべがほしいのとで、
蒸し器とキャセロールを探していた。

結局、蒸し器だけど、外側の大きななべは
汁物を作るのにも使えそうな、
野田琺瑯さんの蒸し器に決定。

ところがさらに、それについてきた、お料理研究家の
辰巳芳子さんによる蒸し仕事のレシピ本がまたよくて、
蒸し料理にちょっと感動してしまった。



これはりんごのコンポート。大きななべの中に、
付属の穴のあいた盤とすのこを入れて、
付属の内なべにコンポートの材料を入れて沸かし、
内なべのふたをして、シューシューと蒸す。
(写真は内なべのふたと、外なべのふたを
取って上から撮ったもの)



クリームをかけただけでもおいしい。朝ごはん♪

(1回目は無農薬だったので皮も入れて蒸したけど、
それ以降は無農薬表示がないので皮は入れずに作った。)

Life2の蒸しパンのレシピを使い、
サツマイモを入れないで作った蒸しパンに、
コンポートとクリームをかけた
組み合わせがまたとてもおいしい。
(夫はさらにアイスクリーム。これは甘すぎ^^;)

もうひとつ、辰巳芳子さんのレシピ本に載っている、
しいたけスープがとてもよい。

しいたけスープは、昆布と干ししいたけと梅干を
水に入れて沸かした内なべを大きななべにセットして
シューシュー蒸すもの。
私には味が薄すぎたので、塩を足したらおいしくなった。
1杯飲んだら体がホーッとする感じで、思わずもう1杯。

たくさんできるので、残りのうち半分は冷蔵庫、
もう半分は冷凍庫で保存。
次の日に早速飲みたくなって、冷蔵庫の分はすぐ消費。
3日後に冷凍していた分も飲み干した。
レシピにあったとおり、できたてが一番美味だった。

スープができたらしいたけは取り出すのだけど、
取り出したしいたけはこのレシピを参考に甘辛煮にした。
これがまたくせになり、すぐ消費。
短期間にすごい量のしいたけを食べつくした。

そのほか、ブロッコリーやにんじんやじゃがいもを
ごろごろ蒸して食べると美味~。

蒸し料理って、調味料で濃い味をつけるでなく、
煮込むでもなく、材料の中の味が濃くなる?
感じで、しっかりした味なのにやさしい味になる。

蒸す以外にも、大きななべでクリームシチューも
もちろん作った。
ふたに穴があるのでどうかな?と思ったけど、
煮込み料理にも普通に使えると思った。
ただし、大きななべはやはり高さがある。
レ―ドルで盛り付ける汁物は問題ないけど、
けんちんうどんをしたときにはちょっと
盛り付けるのが難しかった(^^;

とはいえ色形も出すたびうふふのうれしい台所用品となり、
何か蒸せたり煮込めた日はなんとなくうれしいのだった。
これからもいろいろ蒸したり煮込んだりして食べよう。

内なべを使ってジャムを作り、
大きななべでびんを消毒したり蒸して空気を抜いたり
している人もいるみたいなので、こちらもいつかは
試したい。

★辰巳芳子さんのレシピ本にも書いてあるのだけど、
大判のさらしやキッチンタオルがあると便利。
うちにはてぬぐい大のガーゼのキッチンタオルがあり
とても重宝している。

野田琺瑯さんの蒸し器

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