「原子力災害対策指針」へのパブリックコメント(明日締切)
原発の事故が起きたときに、
どの程度の空間線量の地域で、
避難指示が出るのかとか、
そのときのために自治体が計画を立てる地域が、
原発からどの程度の距離であるべきだとか、
被ばくから私たちを守るための(はずの)
「原子力災害対策指針案」を政府が出した。
それに対して、一般からの
パブリックコメントを今募集している。
この〆切が、2013年2月12日(火)、明日だ。
(★2月19日追記:集まったパブコメは3000を超えたそうです。
政府の投稿サイトはここ
古くから環境や人権のことで具体的に活動してきている、
「FoE Japan(昔地球の友と呼ばれてたNGO)」というNGOや、
福島で原発問題にずっと取り組んできている
「 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)」というNGOなどが、
主催している下のサイトで、
パブコメの書き方などを説明してくれている。
☆みんなの声を☆原子力災害対策指針がパブコメに【締切2/12(火)】
また、この会が主催して、
この原子力災害対策指針の問題点の
ポイントを説明したり、
会場やツイッター上の人と議論しあったりした
ワークショップが開催されていて、
「実践セミナー:みんなで書こう!原発「新安全基準」&「防災指針」パブリック・コメント」
その録画を下で見ることができる。
ワークショップの録画(Ustream)
問題のポイントは、意外に単純なので、
とても参考になる。
パブリックコメントというのは、
大事な決定を政府がする際に、
必ずやらなければいけない手続きとして、
行政手続法で決められているものだ。
原則、募集期間を、最低30日間もうけなければ
いけないのに、今回の場合はたったの2週間。
東京新聞の、長谷川幸洋さんは、
「官僚はデモも署名簿も無視できる。
痛くも痒くもない。
無視できないのはパブリックコメント。
国会で「パブコメはどうなっている」と質問されたら、
結果を答えないわけにはいかない。
「再稼働反対が100万通集まったら、止まる」という
官僚もいるとか。
新聞も報道しないわけにはいかない。 」
と、言っている。
ちなみに、もう一つの大事な、
原発施設に係る「新安全基準」骨子案に対する
パブリックコメントは、2月28日まで時間がある。
これについても、上に書いたNGOが解説してくれている。
みんなのパブコメ:①原子力災害対策指針(2/12まで)、②新安全基準(2/28まで)
また、上に書いたワークショップ
「実践セミナー:みんなで書こう!原発「新安全基準」&「防災指針」パブリック・コメント」
ワークショップの録画(Ustream)
でも説明されている。
少しテクニカルかもしれないけれど、
ハートのある原発技術者である後藤政志さんが、
ワークショップの後半でポイントを説明してくれている。
「そもそも、福島第一原発事故のことが
分かっていないままなのに、
そんな段階じゃないだろう!」
ということから、
「指針や基準で言っていることが
おかしいだろう」
ということまで、
自分が思う段階で、
思うことを書いたらいいと
私は思う。
<歌がうたえるなら歌を歌う、
楽器が使えるのなら楽器を使う、
絵が描けるのなら絵を描く。
何もできないと思うのなら署名だってある。
デモにいくというのもひ とつの手段。
自分でどうしてもこれだけはやりたいと思う方法を
みなさんがやるようになったとき、
必ず原子力は止まると思います。>
(原発の危険性をずっと唱えてきた、
京都大学原子炉実験所の
原子力工学者、
小出裕章さんのことば。)
どの程度の空間線量の地域で、
避難指示が出るのかとか、
そのときのために自治体が計画を立てる地域が、
原発からどの程度の距離であるべきだとか、
被ばくから私たちを守るための(はずの)
「原子力災害対策指針案」を政府が出した。
それに対して、一般からの
パブリックコメントを今募集している。
この〆切が、2013年2月12日(火)、明日だ。
(★2月19日追記:集まったパブコメは3000を超えたそうです。
政府の投稿サイトはここ
古くから環境や人権のことで具体的に活動してきている、
「FoE Japan(昔地球の友と呼ばれてたNGO)」というNGOや、
福島で原発問題にずっと取り組んできている
「 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)」というNGOなどが、
主催している下のサイトで、
パブコメの書き方などを説明してくれている。
☆みんなの声を☆原子力災害対策指針がパブコメに【締切2/12(火)】
また、この会が主催して、
この原子力災害対策指針の問題点の
ポイントを説明したり、
会場やツイッター上の人と議論しあったりした
ワークショップが開催されていて、
「実践セミナー:みんなで書こう!原発「新安全基準」&「防災指針」パブリック・コメント」
その録画を下で見ることができる。
ワークショップの録画(Ustream)
問題のポイントは、意外に単純なので、
とても参考になる。
パブリックコメントというのは、
大事な決定を政府がする際に、
必ずやらなければいけない手続きとして、
行政手続法で決められているものだ。
原則、募集期間を、最低30日間もうけなければ
いけないのに、今回の場合はたったの2週間。
東京新聞の、長谷川幸洋さんは、
「官僚はデモも署名簿も無視できる。
痛くも痒くもない。
無視できないのはパブリックコメント。
国会で「パブコメはどうなっている」と質問されたら、
結果を答えないわけにはいかない。
「再稼働反対が100万通集まったら、止まる」という
官僚もいるとか。
新聞も報道しないわけにはいかない。 」
と、言っている。
ちなみに、もう一つの大事な、
原発施設に係る「新安全基準」骨子案に対する
パブリックコメントは、2月28日まで時間がある。
これについても、上に書いたNGOが解説してくれている。
みんなのパブコメ:①原子力災害対策指針(2/12まで)、②新安全基準(2/28まで)
また、上に書いたワークショップ
「実践セミナー:みんなで書こう!原発「新安全基準」&「防災指針」パブリック・コメント」
ワークショップの録画(Ustream)
でも説明されている。
少しテクニカルかもしれないけれど、
ハートのある原発技術者である後藤政志さんが、
ワークショップの後半でポイントを説明してくれている。
「そもそも、福島第一原発事故のことが
分かっていないままなのに、
そんな段階じゃないだろう!」
ということから、
「指針や基準で言っていることが
おかしいだろう」
ということまで、
自分が思う段階で、
思うことを書いたらいいと
私は思う。
<歌がうたえるなら歌を歌う、
楽器が使えるのなら楽器を使う、
絵が描けるのなら絵を描く。
何もできないと思うのなら署名だってある。
デモにいくというのもひ とつの手段。
自分でどうしてもこれだけはやりたいと思う方法を
みなさんがやるようになったとき、
必ず原子力は止まると思います。>
(原発の危険性をずっと唱えてきた、
京都大学原子炉実験所の
原子力工学者、
小出裕章さんのことば。)