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5月, 2013の投稿を表示しています

初夏の野の花

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あちこちに野の花が 咲いている。   横たわった丸太の隙間に ひそかに咲いていた紫の花。 なんだろう。   どくだみは勢いがよいので、 端っこに群落を残している。 あとは広がらないよう抜いている。 白い花も、抜いたときの 薬っぽいにおいも けっこう好きだ。   星をちりばめたように咲く花。 なんだろう。   へびいちごも群集でなっていると かわいいので 一か所残している。   クローバーは刈っても刈っても また顔をだし、しろつめくさを 咲かせる。 日陰にひっそり 葉を広げるシダ。 ところでどくだみは、 もみじなどと一緒で アレロパシーの作用が あるそうだ。 やはりそれなりに 抜いて歩かないと。 昔お世話になった、 お友達のマダムかよこさんの ブログ記事 で知った。 繊細な野の花の絵を 描く方で、多彩な知識と 文才あふれる 素敵な ブログ と ホームページ 。  自分の世界を 表現する人を見ると、 勇気がもらえる。

古いハラマキでゆたんぽカバー

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先日来、 夜に耳を温める のに ほぼ日の小さいゆたんぽカバー を 毎日使うようになったので、 洗い替えが欲しくなった。   ほぼ日のゆたんぽカバーと同じ やわらかく伸縮性のある ほぼ日のハラマキを使うことにした。 伸びたSサイズのハラマキがあったので、 これをリサイクル (今はFサイズを使っているので)。 まず買った小さいゆたんぽカバーを裏返して (不安なので一回り大きくしたかったので)、 裏返したハラマキの上に置いて、 大体の大きさを色鉛筆で描く。   伸縮性を損なわないために、 メインの縫い目は「伸縮ぬい」。 縫い代のほつれ止めは 「トリコットぬいたち目かがり」。 どちらも伸縮性のある布を 縫う時に使う縫い目だそう。 (使っているのはジャノメミシン モナーゼE4000) 縫い終わったらほつれ止めの かがりの外側を切る。   表に返す。 なはは  やっぱりくしゅくしゅしてしまった。   口の部分はハラマキの はき口を使っているので かがる必要がない。   洗ったら、少し形が整った。 使ってみたら、 まあちゃんと機能しているし、 肌触りもコットンが気持ちいいので 多少ぶかっこうだけど、使える。 ほぼ日ハラマキの伸縮性と肌触りの良さは こんなに長い工程 を 経てできているので、 できるだけ長く使いたい。

ペニーロイヤルミントの今

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ゴマより小さかったペニーロイヤルミントの芽 は、 だんだん普通に見ても見える大きさになってきて、   今ではすっかりびっしり植木鉢を覆うくらい成長した。↓   あの黒い点々のような種がここまでになるとは。 半日蔭にも耐えられる品種ということで 育てることにしたのだけど、 やはり日向の方がだんぜん生育がいい。 写真の植木鉢は日向に置いてあるもの。 半日陰に蒔いた種は、これほどではないけど まあまあの大きさになっていた。 木々の葉が茂って、今では  ほぼ一日日陰になっている場所の芽は、 ゴマよりは大きくなっているけど 成長して広がってくれるには無理かな、 という大きさで止まっている。 これからもときどき水をやりつつ、 見守っていきましょう・・・

扇子の修理と扇子入れづくり

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久しぶりに扇子入れを作った。   実家に新品のまましまってあったハンカチが 扇子に合う色だったのでちょうだいして外布に使った。   内布はきなりのコットンリネン。  大きさは、扇子がすっぽり入る長さ。 縫い代が見えない内布つきの袋の縫い方は、 komihinataさんの このページ の かばんの縫い方を応用している。 この作り方を一回覚えると、 何かと応用が効いていい。 裏表をひっくり返すための返し口は作らず、 スリット部分を縫い残してそこからひっくり返した。 細い形のため、ひっくり返すのが難しいので 30cmざしを使ってゆっくり返す。  形をととのえた後スリットをていねいに折りたたんで 手縫いでコの字とじ。 スリットがあると、なんとか口の部分を ミシンで押さえ縫いできる。 今回、外布にあたる薄いハンカチの生地の裏に 接着芯をつけなかったので、扇子を入れると、 ぶあつい内布の縫い代の形が表にひびいてしまった。 接着芯のにおいが好きではないけど、 きれいに仕上げるには付けた方がいいみたい。   扇子は母が使わなくなった古いものだけど、 子どもの頃からなじみがあるので、 扇子の一番上に貼ってある細い和紙(へり紙という) が外れていたのを修理していただいて 使うことにした。 修理は 風香扇 というところにお願いした。   時間は少しかかるし値段もそれなりにするけど、 この骨部分のゆるやかにカーブした形や色が 気に入っているので直してもらえてうれしい。 小さな修理の仕事に対し、ていねいに 対応してくださり、ありがたかった。

古い布でバッグインバッグ

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10年くらい前かな? People Tree で買ったマルチカバー、 インドのペイズリー模様で、 多分伝統的なハンドプリントの、 きれいな模様。 がんがん使っていたので、 擦り切れてシミもできてしまっていた。   一部だけでも手元に置いておきたくて、 比較的きれいな部分を切り取って、 旅行のときに下着などを分けて入れる ふくろを作った。   こっちは着替えの服を入れる 大きめのふくろ。   しっかりした厚手のコットンなので、 今回は裏地はつけず、袋縫いをして 縫い合わせた布の端はほつれ止めの ジグザグ縫いをしただけ。 口はマルチカバーの端を利用したので 既に縫ってある。 小さいふくろの口には、中のものが出ないよう 結んでおけるコットンのリボンを縫い付けた。 MUJIで買ったまくらカバーに むすんであったリボン(^^;) 使える! ミシンを出したり準備がめんどうだけど 縫い物は脳のいつもは使っていない部分が 動き出す感じで、やり始めると楽しい。

ソーラークッカーでぎょうざ

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先日、こんな青空が広がっていたので 工房あまね さんのソーラークッカーでぎょうざを焼いてみた。 少しかすみがかかっているけれど、すかっ。   このソーラークッカー(かるぴかという)用の 小さいフライパンで大きいぎょうざを4つ焼く。   じゅうじゅう中。生の冷凍のぎょうざだけど、 調理の仕方が載ったメモがぎょうざについていたので、 そのとおりに焼いてみる(時間は少し長めに取る)。 フライパンで気をつけたいのは、特にふたのつまみが めちゃくちゃ熱くなること(取っ手もだけど)。 白いからといって油断せず、なべつかみ必須!   焼き上がり。うひょー   ぎょうざについていたたれ(ラー油入りのしょうゆ)で いただく。おいしい・・・   裏はこんがりきつね色。   この日はいつもの梅の初恋に ライムのスライスを入れていただいた。 外で食べるごはんはおいしい。

耳の温め

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先日、体調が少し悪くなり、夏風邪を引いたときのように 暑いのか寒いのか分からなくなったので、 寝る前に「耳の温め」をしてみようと思い立った。 耳を温めると、体をリラックスさせる副交感神経が、 交感神経より優位になると聞いていた。 (→副交感神経については、 このサイト が分かりやすかった) 何か体をしっかり休ませ、自律神経がうまく機能するように なりそう・・・と思いやってみた。 温めは、綿の ほぼ日の小さいゆたんぽカバー に 包まれた Fashyの湯たんぽ で。 湯たんぽを枕の上に置いて、右耳じんわり、左耳じんわりと、 低温やけどにならない程度の時間、寝返りを打って それぞれ温める。 耳を温めていると、深呼吸をしたくなり、深呼吸。 そのうち、体のいろいろなところがちょっと痛いのに 気がついて、 「お、肩甲骨と腰の間あたりが痛いかも」 「鎖骨と肩の間あたりを温めたら気持ちいいかも」 と順に湯たんぽをずらして温める。 そして仕事柄、目がどうしても疲れるので、 目を閉じて眼球の上に湯たんぽを置いて温灸。 そのあと、目の神経が集まる後頭部と 首の付け根の間あたりに湯たんぽを敷いて じんわり温め。 そうこうしているうちに気持ちがよくなり、 湯たんぽもぬるくなってきて、 そのままうとうとする。 特に寝つきが良くなるわけではないのだけど、 寝起きが良くなる。次の日は一日すっきりしているので、 それからというもの毎日続けている。 おまけ:湯たんぽのキャップは、こんな風になっていて 開け閉めしやすい。 無くしそうなキャップだけど、別売りもしてくれている。 こんな風に部品が手に入るようにしてくれているのは、 おっちょこちょいな自分には本当にありがたい。

ソーラークッカーの片付け

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先日来書いている、 工房あまね さんのソーラークッカー。 日光を浴びてたくさん料理した後、 片付けるとこんな感じ。   三脚の支柱の上にあるナットを外すと、 パラボラが取れる。   パラボラに、付属の帆布のカバーをかける。   部品は全部でこれだけ。 右から、パラボラ、三脚の足、三脚の支柱。 普段は使わないけど、 少しだけ坂になった所に三脚を据える場合の調整用部品、 パラボラの角度を冬用に調整するための部品。 左端は大きさ比較用のガラケー。 下のひも付きのものはオプションのペグ3本。   三脚の足と支柱、ペグ3本は、パラボラカバーの 細長いポケットにぴたりと収まる。 いろいろ使いやすいように考えられていて、うれしい。 残りの部品は普段使わないので手持ちのきんちゃくへ。   何度か使ううちに組み立てが楽なように 三脚と支柱は解体せずにたたんだ状態で   三脚部分を手持ちのきんちゃくで保護して 片付けるようになった。   足元のかわいい野の花。 いい気候なので、外で遊べる実用的な道具は とても楽しい。 この後もお茶と炊飯をメインに、 ちょこちょこ違うものも料理してみているので またそのうち記録します。

ソーラークッカーで炊飯

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先日、 工房あまね さんのソーラークッカーで 目玉焼きを焼いて紅茶を淹れた日、 続いてご飯も炊いてみた。   この日は少し風があり ご飯は長く置いておくことになるので、   オプションで買ったペグ3本を それぞれ三脚の足の穴に入れて打ち込んだ。   ご飯に光が集中しているのが分かる。 この18cm片手鍋は、ソーラークッカーに標準で 付いてくるもの。本体が黒で取っ手とつまみが白。 大活躍している。   お湯がぶわーっと吹きこぼれそうだったので   パラボラの首を少し振って照準をずらすと 熱が弱まり落ち着いた。   出来上がり。 1.5合くらい五分づきのお米を炊いたのだけど、 ふわふわ柔らかくてとてもおいしく炊き上がった。 冷えた状態でもおいしいし、 温め直してもおいしいし、 残って冷蔵庫に入れておき 次の日いただいた分も ふわふわ柔らかいままでおいしかった。 庭の中で日が長く当たり続けるところを 見つけておくと楽。 うちの場合は午前1か所、午後1か所。 太陽の動きをこんなに意識したことは 今までなかったな。

ソーラークッカーで紅茶

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先日、 工房あまね さんのソーラークッカーで 目玉焼きを作った日 には、 続いてお茶も淹れてみた。 パラボラの一番上あたりにあるのが、 ソーラークッカーをちょっと動かしたいときに 持ち上げるための取っ手(とても軽い)。 その少し下に、ハート型というかカエル型の 部品がついているのだけど、 ここに小さなボルトのようなものがついている。   ↑こういうの。照準器というらしい。 パラボラの首を縦横に振って、 上の写真のようにボルトの影が 最小になる方向に向いたとき、 太陽にぴしっと向かった状態になって、 効率が高くなる。   ご飯などを炊いていて、 吹きこぼれそうになっていたら、 上の写真のようにボルトの影ができるように パラボラの向きを少しずらすと 中央に集中する熱の量が減る。   ケトル(1.2リットル)はオプションで買ったもの。 これも本体が黒で、取っ手とつまみが白っぽい。    20分毎にパラボラの向きを少しずつ 変えるのがいいそうなのだけど、 忘れていて、「そうそう」と照準を合わせた 途端にしゅんしゅん言い出したので、 照準合わせはてきめんだった。   ホッと一息のソーラーティ。 (左のカップはちょっと欠けているのだけど、 夫がこの大きさが気に入っているので 使い続けている・・・) 天気の日の楽しみが増えた。

ソーラークッカーで目玉焼き

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先日、 長野にある工房あまね さんから、 注文していたソーラークッカー「かるぴか」が届いたので、 晴れている日にさっそく使ってみた。 工房あまねさんのソーラークッカーは、 FUJI ROCK FESTIVALのアバロン・フィールドで 何度か見ていて 、いつか欲しいなと思っていた。   この日は少しかすみがかかった晴天。   ソーラークッカーは、アルミのパラボラを 太陽に向けて集めた熱で、真ん中に置いた 黒いフライパンや鍋を熱して料理する道具。 火は使わないけど真ん中がすごく熱くなる。 集光する構造のため、料理する人はサングラスが必須。   横から見るとこんな感じ。パラボラの直径は80cm。 首を縦横に振って、パラボラの上方に立っている 小さなボルトの影が最小になるようにすると、 パラボラが太陽に垂直に向いた状態になる。 説明書が充実してるので、読めば分かるようになっていた。   卵とバターをたっぷり入れて、ふたをして、 ゴトク(ガス台に相当するところ)に置いてみる。 フライパンは、15cmのかわいい大きさで、 オプションで購入した。 小さいけれど、南部鉄でどっしりしている。 熱を集めるために、本体は黒、取っ手は白っぽいことが大事だそう。 (取っ手が黒のプラスチックだと溶けることがあるらしい。) 取っ手とつまみが熱くなるので、鍋つかみは必須。   この日は晴天だったので、20分置いておいたら すっかり黄身が固まり、裏が焦げていた。 この黄身が、ふんわり焼きあがっていて、 トーストと一緒においしくいただいた。 これはなんだかとても楽しい。 工房あまね さんは、本当に丁寧で誠実。 商品や取説も、お人柄を反映していろいろと 工夫がなされていて、使いよく分かりやすい。 本当にありがとうございました。