ソーラークッカーで目玉焼き

先日、長野にある工房あまねさんから、
注文していたソーラークッカー「かるぴか」が届いたので、
晴れている日にさっそく使ってみた。
工房あまねさんのソーラークッカーは、
FUJI ROCK FESTIVALのアバロン・フィールドで
何度か見ていて、いつか欲しいなと思っていた。

 

この日は少しかすみがかかった晴天。

 

ソーラークッカーは、アルミのパラボラを
太陽に向けて集めた熱で、真ん中に置いた
黒いフライパンや鍋を熱して料理する道具。
火は使わないけど真ん中がすごく熱くなる。
集光する構造のため、料理する人はサングラスが必須。

 

横から見るとこんな感じ。パラボラの直径は80cm。
首を縦横に振って、パラボラの上方に立っている
小さなボルトの影が最小になるようにすると、
パラボラが太陽に垂直に向いた状態になる。
説明書が充実してるので、読めば分かるようになっていた。

 

卵とバターをたっぷり入れて、ふたをして、
ゴトク(ガス台に相当するところ)に置いてみる。
フライパンは、15cmのかわいい大きさで、
オプションで購入した。
小さいけれど、南部鉄でどっしりしている。
熱を集めるために、本体は黒、取っ手は白っぽいことが大事だそう。
(取っ手が黒のプラスチックだと溶けることがあるらしい。)
取っ手とつまみが熱くなるので、鍋つかみは必須。

 

この日は晴天だったので、20分置いておいたら
すっかり黄身が固まり、裏が焦げていた。
この黄身が、ふんわり焼きあがっていて、
トーストと一緒においしくいただいた。

これはなんだかとても楽しい。

工房あまねさんは、本当に丁寧で誠実。
商品や取説も、お人柄を反映していろいろと
工夫がなされていて、使いよく分かりやすい。
本当にありがとうございました。

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